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●古代中国世界観●
出自:中国

世界は壷(瓢箪)の中に納まっている。
閉じられた空間に無限の時空が存在すると考えられる。
地は中央が盛り上がった方形をしていた。
天は広げた洋傘の様な半球の形をし、方形の地に覆いかぶさっていた。→蓋天説(がいてんせつ)
天の中心は北極の真上にあり、人は地の中央から離れた斜面に住んでいた。
しかしこの説は「杞憂」の故事で有名であるが、天を支える柱がなく
古代の中国人は天の落下を心配した。
次に天は方形の地を球形に取り囲んでいると考えられた。→渾天説(こんてんせつ)
中国の都市は世界の形を模倣している為、方形をしている。
大地の下には「黄色い泉が流れる」とし、「黄泉の国」が存在する。