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蠱毒(こどく)
出自:中国→南西地方、日本
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─

人を呪う為に使われる特別な昆虫や小動物の総称。
呪いを目的に人為的に作られた生き物。
他人を呪い殺すだけでなく、殺した者から財産を奪うことも出来る。
この蠱毒をかける術者を蠱主(こしゅ)と言う。
蛇、百足、オタマジャクシ、蛆、蜘蛛、蚕、蜥蜴、蛙等を一つの器に入れて
殺し合いをさせる。魚、鶏、犬、猫、草等も使用する。
弾、拍、薬鬼、稲田と言った何の事を指しているのかわからない物も用いていたと言う。
最後に残った物が蠱(蠱毒)になる。
この蠱毒は毒薬として使ったり、魂魄を人間に憑かせる事も出来る。
元々は中国で発達した物。

蠱毒の中では金蚕蠱が特に有名。