●コロポックル● 出自:日本→北海道(アイヌ) 別名:コロボックル 同一:─ 前神:─ 字義:アイヌ語「フキの葉の下に住む人」 容姿:一寸から四尺程の背丈の小人 小人、あるいは神(カムイ)。 雨が降るとフキの葉の下に6、7人(6、70人や数100人とも)かたまって雨宿りする。 地面を掘り下げた穴に棲む。 陶器を作りトリカブト等の毒を塗った石のやじりを使い漁をする。 かつて入れ墨の技術をアイヌ人に教えた。 気の優しい性格とされ、人間に物をあげるのが好き。 ごちそうを作ったり漁で魚がとれたりすると、戸口の隙間から手だけを出して人の家に 置いて行く。逆に物を盗むという説もある。 彼らは素早く、捕まえるのはこの隙を狙って家に引き込むより無い。 アイヌ民族より以前から北海道に住んでいた先住民族。 十勝地方の伝説ではアイヌ人に迫害を受けて北の海に追い払われてしまった。 ある男がコロポックルの娘を攫った為いなくなったという説もある。 十勝とは彼等の恨みの言葉「トカップチ(=水は枯れろ、魚は腐れ)」に由来すると言う。 |