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●グラーキ●
出自:クトゥルー神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:ヘブライ語ダグ(魚)+アオン(偶像)
容姿:楕円形の身体に無数の金属製の棘を持ち、厚い唇のついた巨大な口、
    その周りに突き出た茎で支えられた三つの目を持つ姿

クトゥルー神話の旧支配者の一柱。
異星からニューギニア海岸沖の島にある湖の底に飛来してきた。
グラーキは自分の手足となって動くアンデッドの怪物を、自分の棘を使って作り出す。
目標となる犠牲者を定めると、テレパシーを使って催眠術的な夢を見せ、
自分の元へと連れてくる。
そこで棘を突き刺し、液体を注入して殺す。
棘はそのまま犠牲者の身体に残り、一昼夜成長する。
棘が抜け落ちたら、アンデッドの奴隷が完成する。
もし死に至らずに毒液だけを受けた場合、
アンデッドの怪物にはなるが、グラーキの支配からは逃れられる。
極希なことだが、刺によって死に至らず、毒液も受けなかった場合、
犠牲者は正常な状態でいることができる。
刺を刺す時、グラーキは従者を使って犠牲者をしっかりと押さえつけておく。