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首無地蔵(くびなしじぞう)
出自:日本→大阪府→東石切町、広島県→府中市出口町
別名:石切藤地地蔵尊(大阪)
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:首が無い地蔵

頭痛や眩暈、熱病、足腰の痛み、神経痛、肝臓病等、ほとんどの病気にご利益がある。

大阪の首無地蔵は、安産や子授け、縁結び、交通安全にもご利益がある。
この地蔵尊は南北朝時代に施餓鬼のために建立された。
大阪夏の陣の戦いの時に、顔が行方不明になった。
それ以後、首無し地蔵とよばれ、病気平癒に効果があるとされた。

広島県にある首無地蔵は、地蔵自体は昭和の始め頃から農道の傍らに祀られていた。
市道拡張工事の際に他の石と共に土中に埋められてしまった。
昭和五十二年に府中市新町に住む東寿男さんという人の夢枕に地蔵が現れ、
埋められている場所を告げ、やっと地蔵は日の目を見る事になった。