●真夏（まなつ）の夜（よ）の夢（ゆめ）●
出自：　
別名：─
同一：─
前神：─
字義：─
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オベロンは妃のティターニアと些細な事で夫婦喧嘩になった。
オベロンは気がすまなかったので、パックに、を目蓋にたらせば目を開けて最初に見た者に恋をする媚薬になる薬草を取りに行かせた。
ティターニアをとんでもないものに惚れさせて仕返ししようとした。
一方、森に逃げ込んだライサンダーとハーミアの恋人同士。
二人は相思相愛だったが、ハーミアには親の決めた婚約者が。
親の意向に背く者はこの国の法律では死刑になってしまう為、法の届かない所へ逃避行中。
二人を追って森へやってきたのが、ハーミアの婚約者デミトリアスと、ハーミアの友人でデミトリアスを愛するヘレナの二人。
オベロンはパックがとってきた薬草を使い、ティターニアをパックの悪戯によって頭部を驢馬に変えられた人間に惚れさせる。
ついでに森にいる若者達の恋愛関係もどうにかしてやろうと考え、デミトリアスがヘレナの事を想う様に、とパックに命令する。
しかしパックが間違えてライサンダーに媚薬を使い、ヘレナに惚れさせてしまう。
焦ったオベロンは皆を眠らせ効果を消し、デミトリアスに媚薬を使いヘレナに惚れさせティターニアの媚薬の効果も消す。
皆が目覚め、二組のカップルが出来上がり、夫婦も仲直りした。

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