●マンドラゴラ●
出自:ヨーロッパ
別名:マンドレイク
同一:曼陀羅華(まんだらげ)アルラウネ
前神:─
字義:ペルシア語「愛の野草」
容姿:釣鐘の形をした紫色の花とオレンジ色の実を持った植物
根が太く、二股に分かれ人間の形そっくり

死刑囚の精液、または無実の涙が地面に染み込む事によって生えてくる植物。
有毒で、実の部分には麻酔や麻薬、催眠剤としての効果を持つ。
根の部分には媚薬としての効果もあり、万病に効く霊薬とされる。
エジプトの女王クレオパトラも飲んでいたと言われている。
白いものは男で、黒いものは女のマンドラゴラ。
男のマンドラゴラが女性に対して、女のマンドラゴラが男性に対して効果がある。
宝探しや敵の攻撃から身を守るための護符としても用いられる。
マンドラゴラは自分の足で逃げ、捕まえる際は女性の尿又は経血をかければ良い。
引き抜く時に上げる絶叫を聞いた者は即死、もしくはヒステリーを起こして発狂する。
犬の尾に茎を結びつけ、その場を離れて犬にマンドラゴラを引き抜かせた。

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