●招(まね)き猫(ねこ)
出自:日本
別名:─
同一:招福猫児(まねぎねこ)
前神:─
字義:─
容姿:片手を上げ、人を招く様なポーズをしたの置物

手の上げ方によって招く物は人(客)だったりお金(財産)だったりと色々とある。
外国人観光客向けには手の甲を見せる様な招き方で作られ、ドル硬貨を持つ物もある。

日本全国にあるが発祥の地は東京都世田谷の豪徳寺と言われる。
貧しい寺であった豪徳寺の山門前を鷹狩りの武士の一団が通りかかった。
その時寺で飼われていたが一同に手招きをした。
不思議に思った武士達が寺に入った所、にわかにかき曇り夕立と激しい雷となった。
武士達は難を逃れた事と和尚の法話を喜び、実は彦根城主井伊帰部頭直孝(いいかもんのかみなおたか)である旨を名乗った。
そして以後、寺を井伊家の菩提寺となり栄えたと言う。
後世このの焼き物が作られ、招福猫児として世に広まったと言われる。

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