●蛟(みずち)
出自:日本
別名:─
同一:─
前神:─
字義:日本古語(大和言葉)「水の精」「蛇の精」
容姿:首の周りに首輪の様な白い模様があり、背中には青い斑点、
 尾の先には硬い瘤があり、体の側面が五色の光沢に彩られている蛇(もしくは
 「日本書記」によると、青い体色で角を持つ

水(特に淡水)を司る蛇、あるいはの精霊。
山や川の精霊が霊力を発揮した姿であるとも言われる。
水田耕作が盛んだった弥生時代には水を管理し司る神として人々に敬われた。
しかし仏教伝来以降、邪悪な怪物とみなされる様になった。

仁徳天皇(313年即位)時代に岡山県の川島川に現れた話が残る。
人々を困らせていたが、勇敢な男が蛟に
「霊力があるなら、川に浮かんだ瓢箪を沈めてみろ」と言った。
蛟はこれに失敗し、男に斬り殺された。

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