●鍋島（なべしま）の猫騒動（ねこそうどう）●
出自：日本→佐賀県（鍋島藩）
別名：─
同一：─
前神：─
字義：─
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鍋島藩で起こった化け猫騒動。
本来は藩主の地位に就く筈だった人物が臣下に落とされ、彼は家名の再興を狙っていた。
ある時彼は君主の碁の相手をさせられている内に口論となり切り殺されてしまう。
彼の母は君主を呪い自害。
自らの血を愛猫に吸わせ恨みを晴らす事を託す。
猫は主君の側室の喉笛を食いちぎり殺してその側室に化ける。
やがて猫の呪いか藩主も病の床に伏せる様になる。
忠臣二人が猫が化けた側室の行動を怪しみ、これを切って退治する。

権力闘争の挙句死人まで出たと言うお家騒動を化け猫の仕業にして幕府からの圧力をかわす為の苦肉の創作であったとも言われる。

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