●ナコト写本(しゃほん)
出自:クトゥルー神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─

魔道書。H・P・ラヴクラフトが考案した。
この写本の原典は、この世の最も古い記録の一つとされており、その歴史は更新期以前に遡る。
5000万年前に地球を支配し栄えていた知的種族「イスの大いなる種族」が残した。
氷河期以前の北極圏を10万年支配したロマール王国の人々によって、人間の言葉に翻訳された。
しかしそれはかなり古い言葉であるらしく、何語であるかは不明。
イスの偉大なる種族、大いなる古き者、ラーン=テゴス、ツァトゥグァ等について書かれている。
写本の一部には外なる神の印や図が描かれている。

現存するナコト写本で完全な物は、ウルタールの町に住む老神官アタルが所有。
これはロマール王国の都オラトーエが、イヌート族に滅ぼされた時に異世界にある夢の国に持ち込まれた最後の一冊。
不完全版のナコト写本は、ミスカトニック大学付属図書館に保管される。
アトランティスの高僧クラーカッシュ・トンが保管していた事もあったと言う。

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