●ナナウトツィン●
出自:アステカ神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:葦で編んだ粗末な服を着、不恰好で醜く、かさぶただらけの姿
家族:─

この世界が作られる前に、四つの世界と四つの太陽があった。
現在の世界、五つ目の世界を作る際に、暗闇の中で神々は会合を開いた。
その結果、五つ目の太陽を灯す名誉をテクシステカトルという神に与えた。
この名誉とは、ピラミッドの上に灯した巨大な火の中に、自ら飛び込む事だった。
しかし、テクシステカトルは怖くなって飛び込む事が出来なかった。
その時、最下層の神であるナナウトツィンが自分が生贄になる事を申し出る。
神々は彼の勇気を賞賛した。
ナナウトツィンが火に飛び込むと、テクシステカトルも自らの意気地の無さを恥じ、火に飛び込んだ。
こうして五つ目の太陽、トナティウが生まれた。

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