●猫(ねこ)●
出自:
別名:唐猫(からねこ)
同一:─
前神:─
字義:「ね」=鳴き声の擬音、「こ」=愛らしい物を指す接続語
容姿:─
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食肉目ネコ科の哺乳類の総称。
リビアネコを起源とする。
古代エジプト王朝時代、穀物倉庫を鼠の害から守る為に人に飼われる様になった。
古代エジプトでは神聖化され、死後ミイラにされた猫もある。
日本へは仏教経典を鼠の害を守る為にその荷と共に中国(唐)から渡来したと言われる。
その為「唐猫」とも呼ばれる。
始めは貴族階級に飼われ、官位を貰い貴婦人の様な名前をつけられているものもあったと言う。
次第に一般にも広がった。
日本の実在した猫に関する最古の文献は889年、宇多天皇の2月6日の日記とされる。
5年前唐より渡来した黒猫について記された。
中世ヨーロッパでは魔物として迫害を受けた時代もある。
犬と並んで人の暮らしに最も近い動物である事から、様々な例えや形容詞に使われる。
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