●野槌(のづち)
出自:日本、「古事記」「日本書紀」「今昔画図続百鬼」
別名:ノーヅチ、ノロ
同一:槌の子
前神:─
字義:「野の神」
容姿:蛇に似た姿。身長1m程度。柄の無い槌の様な形
 頭の天辺に口があり、その他には目や鼻は無い
 「今昔画図続百鬼」によると、全身に毛の生えた姿

古くから信じられている架空の動物。
地脈を司る。
「古事記」、「日本書紀」によると山野の精とされた。
しかし時代が下るのにつれ怪物の様な存在になった。
深山に棲んでいて、茂みから飛び出し人間を襲い食う。
斜面を下る時は非常に素早いが、登る時はとても遅い。

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