●能除(のうじょ)
出自:日本
別名:能除仙(のうじょせん)、能除太子(のうじょたいし)、蜂子皇子(はちこおうじ)
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:(「羽黒山縁起(はぐろさんえんぎ)」によると)父に崇峻天皇(すしゅんてんのう)、従兄弟に聖徳太子(しょうとくたいし)

出羽修験道(でわしゅげんどう)の開祖。
羽黒山(はぐろさん)に伝わる「羽黒山縁起」によると、崇峻天皇の第三子。
崇峻天皇が蘇我馬子に謀殺されたのをきっかけに、従兄弟である聖徳太子より宮中を離れる様勧められる。
出家して各地を巡歴する様になった。
崇峻天皇には蜂子という皇子がいて、これが能除ではないかと言われている。
能除の姿は人間離れしているが、修験道によって神格化されていく過程で仙人や狼、不動明王の憤怒相等の要素が習合されていった為。

ある時能除は土地の猟師に乞われて国司の腰痛を治療に赴いた。
国司の家が突然の火事に見舞われ、驚いた国司が家から飛び出すと腰痛が治っていたと言う。

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