●ルミム・ウット●
出自:インドネシア→スラウェシ島→ミナハサ半島
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:─

女神。母神。
世界は初め、海に岩が一つあるだけだった。
この岩が鶴を生み、この時流した汗からルミム・ウットが生まれた。
鶴のアドバイスでルミム・ウットが二握りの砂を撒くと、それが大きくなって世界が出来た。
ルミム・ウットはそこの高山に登って西風に身をさらすと、身重になって男の子を生んだ。
息子が大きくなると結婚する様に勧めたが、世界中を探しても女等居ない。
そこでルミム・ウットは自分の背丈と同じ高さの棒を与え、この棒より低い女を捜せと言った。
そしてルミム・ウットと息子は分かれて世界を巡った。
するとルミム・ウットと息子は世界を巡って出会った。
余りにも長い間別れていたので、互いを見忘れていた。
そして棒は成長していたので、ルミム・ウットよりも高くなっていた。
こうして二人は結婚し、数々の神を生んだ。

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