●琉璃(るり)
出自:韓国→高句麗(こうくり)
別名:類利とも書く
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:父に朱蒙(じゅもん)、母に禮氏の娘

高句麗の建国神を父に持つ、第二代高句麗王。
朱蒙は琉璃が生まれる前に南の地へ逃亡した。
この為、幼い頃琉璃は父を知らなかった。
ある日、琉璃は父が居ない事で水汲み女に馬鹿にされた。
琉璃は家に戻ると父が居ない事が恥ずかしい、と母に訴えた。
そこで母は琉璃に父の事を明かした。
朱蒙は南に逃れ国王になっている事、国を出る時、七角の石の上、松の木の下にある父の遺物を探し出したら我が子と認めよう、と伝えた。
話を聞いた琉璃はすぐにも父の遺物を探し始めた。
ある日、お堂に座っていると、礎石と柱の間から音がするのが聞こえた。
見ると、礎石は七角、柱は松の木だった。
こうして父の遺物である折れた剣を見付けた琉璃はそれを持って高句麗へ行き、朱蒙の子として認められ王位を継いだ。

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