●留守神(るすがみ)
出自:日本
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─

日本では神無月(10月)には神々が出雲に集まるので、出雲以外の地域には神が居なくなってしまう。
逆に出雲では神在月(かみありづき)と言う。
この時、家や村に留まって留守居をしてくれる神を留守神と言う。
地域によって誰が留守神かは違うが、荒神、恵比寿大黒天、山の神、亥の子等、いずれも田の神である。
更に家の神でもある神が多い。
また田の神以外が留守神となる地域もある。
田の神が留守なので、その間に家に招かれた来訪神(客神(まろうどがみ))が留守神となると言う所もある。
道祖神や雷神が留守神となるのは、境の神で季節の境を表わすからと言われる。
金比羅が留守神となるのは、蛇体の神だから出雲にいかないのだと言う。
他にも蛇体の神や不具の神(竈神等)が留守神になると言う説は多い。

五十音順トップへ
出自別トップへ
種族別トップへ
トップへ
inserted by FC2 system