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●サムエル記●
出自:ユダヤ教、キリスト教
別名:─
同一:─
字義:下記参照

旧約聖書におさめられた古代ユダヤの歴史書の1つ。
元来、「列王記」とあわせて一つの書物だったものが分割されたよう。
「サムエル記」自体も上下にわかれているが、これはギリシャ語聖書以来の伝統である。
東方正教会においては列王記第一、列王記第二と呼称される。
内容的には士師記の後を受け、列王記へと続いていく。
タイトルは最後の士師であり、祭司であったサムエルに由来。
ユダヤ教の分類では「ヨシュア記」「士師記」「列王記」と共に「前の預言者」に当たる。