●三種の
神器
(
じんぎ
)
●
出自:
日本神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
皇位継承の徴として天皇に受け継がれる三種の宝物。
八咫鏡
(
やたのかがみ
)
、
天叢雲剣
(あめのむらくものつるぎ)
、
八尺瓊勾玉
(
やさかにのまがたま
)
の三つ。
「古語拾遺」によると、天孫降臨の際に
瓊瓊杵尊
(
ににぎのみこと
)
が授かったのは鏡と剣の二種。
690年の持統天皇即位礼では「神璽の鏡剣」を奉ったとあるが、勾玉は記載にない。
このことから古来神器は剣と鏡の2種であり後に勾玉が加わったとも、逆に勾玉の方が
古くから神器としてあり、後に剣と鏡が加わったとも言われる。