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猿田彦命
(
さるたひこのみこと
)
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出自:
日本神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:琉球語「さだる=先導」から派生とも、
伊勢の
挟長田
(
さなだ
)
、佐那県、佐多の岬に関係があるとも言われる
容姿:長身。赤い顔、赤く輝く目、異様に長い鼻を持つ
家族:妻に
天宇受売命
(
あめのうずめのみこと
)
、末裔を
猿女氏
(
さるめのうじ
)
国津神
。天孫降臨を先導すべくやってきた。
邇邇芸命が天下りやってきた時、天の
八衢
(
やちまた
)
において上には高天原、
下には葦原中つ国までを赤く照らす神がいた。
天宇受売命
が胸を露わにして
裳帯
(
もひも
)
をへその下にたらした姿で笑いつつその正体を問うと
天津神を出迎えにあがった猿田彦命であると正体を明かした。
道の神として祀られ、平安時代には蹴鞠の神と考えられた。