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●サトゥルヌス●
出自:ローマ神話
別名:英語読み:サターン、黒き太陽
同一:クロノス
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:妻にルア、もしくはオプス

穀物神。英語読みのサターンで一般的には知られる。
黄金と第七天の支配者で、「黒き太陽」の別名を持つ。
ユピテルに追われてラティニウムに逃げてきた神。
ラティニウムの最初の王で、その治世は「黄金時代」であったとされる。
黄金時代の民の生活は楽で、民は皆幸せであった。
サトゥルヌスは人々に農耕を教え、文明を与えた。
我が子を食らっている怪物の姿で描かれたものが有名。
妻は本来ルアであったが、後にクロノスの妻レアと同一視されるオプスとなった。

カピトリーヌスの丘に街を作り、「サトゥルニア」と名付けた。
これにちなんで12月の「サトゥルニア祭り」(サトゥルヌスの祭り)が始まり、
これが「クリスマス」の元であるとも言われる。
土星サターン、土曜日サタデイの語源とされる。