●精霊(せいれい)
出自:全世界
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─

アニミズム的世界観における、万物の根源をなす気、万物に宿るが人格化した霊的な存在「スピリット」の訳語。
世界各地の神話、伝承に登場する「〜の精」(「泉の精」や「ランプの精」等)が相当する。
しばしば人格化され、その場合には妖精や妖怪に近い存在となる。
アジアの伝統音楽では、「精霊の声が笛を吹く前から聞こえてくる」というようなアナロジーを使って、正しい演奏法を指導した。
このようなアナロジーの使用は、認知心理学や音響学が未発達だった時代に、どのように後世へ演奏美学を伝えるかと言う、
古来からの先祖の知恵である。

死者の霊魂の意味で用いられる事もある。

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