●セラフ●
出自:ユダヤ教キリスト教
別名:複数形:セラフィム、日本語訳:熾天使
同一:─
前神:─
字義:「燃える」「蛇」
容姿:4つの顔と6枚の翼を持ち、2枚で顔を覆い、2枚で足を覆い、2枚で空を飛ぶ
手にはトリスアギオン(三聖頌)を刻んだ炎の短剣、もしくは旗を持つ
(トリスアギオン=「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、昔いまし、今いまし、のち来たりたまう、主たる全能の神」)
古い時代のセラフは、その翼の羽一枚一枚に孔雀の様な目が描かれていた

偽ディオニュシオスによる天使の階級の上級第1位。
セラフはトリスアギオンを不断に唱え、御座のまわりを巡っている。
実際には創造の歌、祝賀の歌を歌っているとする説がある。
神に最も近い御使いとされ神と直接に交わり、純粋な光と思考の存在として愛の炎と共鳴する。
神とその想像物に対し完全な理解をしており、燃えるものとされる。
この天使達の長は、ウリエルメタトロン、ケムエル、ナタナエル、ガブリエル、もしくは堕天する前のサタンルシファー等、諸説ある。
セラフは目覚めると「獅子のごとく吠ゆ」る「赤く輝く稲光の空飛ぶ蛇」とされ、蛇やドラゴンに結び付けられる。
蛇、ドラゴンは古くから医療のシンボルとされ、また蛇は若返りを象徴する。
エノクによると、セラフは4人しかおらず、四方の風、あるいは東西南北の四方に対応する。

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