inserted by FC2 system

(じょか)
出自:中国神話
別名:瓜の女
同一:─
前神:─
字義:「瓜」
容姿:蛇身人頭の姿
家族:父に雷公(らいこう)、母に人間の娘、兄及び夫に伏羲(ふっき)

伏羲は天を治めるのに対し、女は地を治める。
大洪水を伏羲と共に生き残り夫婦となると人類の始祖となった。
別の説によると、天と地が出来上がったばかりの頃、この世に山も川もあるのに
人類がいない事を寂しく思い、彼女は泥をこねて人類を作ったが、
途中で面倒になり、葡萄のつるを取り、泥の中をひきずってから空中で振った。
泥の雫は地に触れた瞬間に人間に変わった。
泥をこねて作った人間は金持ちに、つるで作った人間は身分の低い人間になった。
そして人類自身で子孫を作れる様にと婚姻制度等を整えた。
その後、天を支える四本の柱が折れたが、彼女は五色の石をねって天を補修し、
巨大な亀の足を切って天の柱にした。
山東省の先刻画によると、二つのコンパスを持った姿で描かれる。
笛を発明した。