●シルフ● 出自:ヨーロッパ 別名:ジルフェ、シルフィード 同一:エアリアル 前神:─ 字義:ラテン語「森:SYLVA」とギリシア語「妖精:NYMPH」の合成語 容姿:元は中性的、男女両性であった。後に決して老いない女性 風の異界や、人間の生み出す煙が汚した事の無い高山などに住む。 風の中を自由に飛び回るイメージから、浮気っぽくて決して老いない女性。 その身体は物質と非物質の中間的存在で、姿を消すのが得意。 そよ風はシルフの声だとされる。 ギリシアの蝶に変わるシルフ、さなぎから派生したとも言われ、空中を飛ぶ。 美しい女性の形なので、女性形のシルフィードと呼ばれる事もある。 貞淑な女性は死ぬとシルフになると言われている。 本来は魂を持たないが、人間に恋すると魂が宿り、不死を得ると言う。 現在ではバレエダンサーの美称。 |