●シルマリル● 出自:「指輪物語」 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:宝石の様な物 中つ国の第一紀にエルフのフェアノールが作った。 第一紀における中つ国の戦いの中心となった存在。 月と太陽が天空に昇る前、世界を照らしていた二本の木(テルペリオンとラウレリン)の 光が込められ光り輝き、ダイヤモンドの結晶の様でありダイヤモンドよりも硬く、 なんびとも傷つける事は出来なかったと言う。 シルマリルはヴァラの一人、マンウェの妻エルベレスによって清められる。 死すべき者、不浄の者、悪しき者が手にするとその身を焼かれる様になると予言された。 ヴァラの一人、マンドスはアルダの運命が中に閉じ込められていると予言している。 シルマリルは三つある。 モルゴスがフェアノールの父を殺してシルマリルを奪い、浄福の国から中つ国へ逃げた。 フェアノールと七人の息子はシルマリルを取り戻そうと中つ国へ追ったが、敗れた。 モルゴスはシルマリルを冠にはめ込み、頭に。 一つは人間ベレンが手にする。 と言うのも、エルフの王の娘との結婚にシルマリルが必要であった為。 ベレンはモルゴスを眠らせてシルマリルの一つを奪取。 ベレンの死後、彼の息子ディオルが所有したが、フェアノールの息子達に襲われ、死亡。 しかし、シルマリルはディオルの娘が持って逃げた。 やがて娘はハーフエルフのエアレンディルと結婚。 エアレンディルは中つ国の平和を願って浄福の国に船出した。 平和の願いは天使達に聞き入れられたが、国に戻る事は許されなかった。 シルマリルはエアレンディルの船に取り付けられ天空を航行し、星として空に輝く事に。 |