●尊星王(そんじょうおう)
出自:日本
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:─

尊星王法とは、天台密教における秘法。
円珍(えんちん)が唐よりもたらしたと言われる。
これは尊星王を本尊として行う修法で、不動であり、更に最も北にあるがゆえに南面する北極星を天子と見る。
「阿娑縛抄(あさばしょう)」によると、尊星王法は元々は仏教の物ではなく、陰陽道の作法に由来すると言う。
また円珍の説によると、尊星王=妙見は吉祥天であり、女天であると言う。
尊星王法を行う際には鏡と麝香(じゃこう)を用いるが、これも尊星王が女性だからだと言う。
更に供物の菓子に棗が用いられるが、これは天仙の好む延命の果物だからと言われる。
新羅明王はこの尊星王法の守護神でもある。
別の説では尊星王と新羅明王は同体であるとも言う。

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