●西述聖母(そするそんも)
出自:韓国→慶州(きょんじゅ)→仙桃山(そんどさん)
別名:仙桃聖母
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:(一説によると)子に朴赫居世(ぱくひょこせ)、閼英(ありょん)

女神。
中国皇室の娘で、婆蘇(さそ)と言う名だった。
早くから神仙の道に入り、ある時旅立って朝鮮半島にやって来た。
心配した父の皇帝は鳶が止まる所に家を作り直しなさいと書いた手紙を鳶の足に結んで飛ばした。
この鳶が婆蘇の所まで飛んできて、仙桃山に止まった。
そこで婆蘇はその地に住む様になり、やがて地仙となり、西述聖母と呼ばれる様になった。

新羅第26代真平(ちぴょん)王の時代には、安興寺に住む智恵と言う比丘尼の夢に西述聖母が現れた。
「私の座の下に黄金があります、それで仏殿を修理しなさい」と言った。
智恵が西述聖母の祠の下を掘ると、本当に黄金が出てきた。
一説によると、婆蘇は仙桃山に来てすぐに男女の双子を産んだが、これが新羅を建国した朴赫居世とその王妃閼英だったと言う。

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