●増長天(ぞうちょうてん)
出自:仏教
別名:毘楼勒叉天(びるろくしゃてん)、鳩槃茶王(くばんだおう)
同一:─
前神:ヴィルーダカ
字義:─
容姿:一般的には甲冑姿の忿怒形で太刀を持った姿、三叉の矛を持つ事もある

仏教世界を守る四天王の一人。
世界の中心にある須弥山(しゅみせん)の中腹に住んでいるとされる。
「大般若経(だいはんにゃきょう)」を守護する十六善神(じゅうろくぜんじん)の一人。
乾闥婆(けんだつば)等の悪鬼や鳩槃茶を眷属としている。
五穀豊穣の神。万物の育成に力を及ぼす。南方を守る。

元々は白馬頭人の鬼神で、人の精気を食らう一族の王であった。
増長天のサンスクリットヴィルーダカも、ヤクシャの首長であったとされる。
悪鬼や鳩槃茶を従えているのはこの為。

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