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●ダイダロス●
出自:ギリシア神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:「様々に技を凝らした者」
容姿:─
家族:子にイカロス

発明家、建築家、工人。斧、錐、水準(みずはかり)等を発明した。
鋸を発明した甥で弟子のタロースの才能を恐れ殺した為、アテナイを逃れ、
クレタ島ミノス王に仕える事になった。
ミノタウロスは、ダイダロスの工夫によって雌牛に化けたパシファエと雄牛の子。
ミノス王の命により、ミノタウロスを封じる迷宮を作り出した。
ダイダロスの迷宮(ラビュリントス)と呼ばれる。
アリアドネテセウスによるミノタウロス退治にも知恵を授けて加担した。
その為ミノス王の不興を買い、息子のイカロスと共に迷宮に閉じ込められた。
しかしダイダロスが蝋と羽毛で作った人工翼を使い共に脱獄する。
イカロスは忠告も聞かず飛行中太陽に接近し過ぎ蝋が溶け、エーゲ海に墜落した。
なお、ダイダロスとイカロスが迷宮に封印されたのは、ミノタウロス誕生が原因ともされ、
テセウスアリアドネが迷宮に入った時にはすでに迷宮内にいたとも言う。

その後ダイダロスはシチリア島に渡るが、ミノス王がダイダロス探索のため仕掛けた
謎かけ、巻貝に糸を通す方法を蟻を使うことで解き、ミノス王に所在を知られてしまう。
ミノス王は、ダイダロスを追ってシチリア島に向かうが、暴風雨に合い、
あるいはダイダロスを匿っていたシチリア島の領主コーカロスに謀られ死ぬ。