●太公望(たいこうぼう)
出自:中国封神演義
別名:本名:姜子牙(きょうしが)、呂尚(りょしょう)、姜太公
同一:─
前神:─
字義:下記参照
容姿:─
家族:妻に馬氏(ばし)(すぐに破局)

中国の三大怪奇小説の一つ「封神演義」の主人公。
元始天尊(げんしてんそん)の弟子。
元始天尊の命で崑崙山から下山した。
時の皇帝紂王(ちゅうおう)の后妲己(だっき)のせいで荒れ果てた商を滅ぼす。
そして元始天尊から授かった封神榜(ほうしんぼう)を完成させる。
その功績によって兵法の神として祭られる様になり、姜太公とも呼ばれる。

彼には道士としての才能は無く、そのため72歳の時に下山させられた。
下山してすぐに馬氏という嫁をもらうが、性格が合わずすぐに破局。
封神榜を授かった際に、乗馬として四不象(しふぞう)
封神榜に記された全ての物を打ち砕く打神鞭(だしんべん)を授かる。杏黄旗(きょうこうき)も所有。

太公望がい渭水で釣りをしている所を周の文王が声をかけ、軍師として迎え入れた。
中国にはその時太公望が座っていた岩を目玉にした観光スポットがある。
文王は「わが祖父の大公が、聖人が来て、周は興隆するだろうと言っていたが、それが貴方だ。
大公は久しく貴方を待ち望んでいた。」と言い、彼に太公望と言う称号を与えた。
太公望は釣りの名手であると言われており、釣り好きの代名詞にもなっている。
実際には彼は釣りの方法を知らず、文王と出会った時も、針は水面の三寸上にあった。

一説によると太公望が死んだのは200年後であるとされる。
埋葬の際に棺桶をあけて見ると死体が消えていたと言う。

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