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耽羅(たむら)三神人(さんしんじん)
出自:韓国
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:─

耽羅(済州島(ちぇじゅとう))を建国した神人達。
年の順に良乙那(やんうるら)高乙那(こうるら)夫乙那(ぶうるら)の三人。
漢拏山(はんらやま)北側の麓にあった三つの穴から生まれてきた。
その頃済州島には人間は住んでおらず、三人は狩猟採集生活を送っていた。
ある時、島の東の海岸に木の船が流れ着いた。
その船の中に石の箱があり、紫色の衣を着た使者が番をしていた。
三人が石の箱を開けると中に三人の美しい娘と子馬、子牛、穀物の種が入っていた。
使者は、この三人の娘は日本国王の娘であり、西海の島で国を開こうとしている
三人の神人の伴侶となる為に国王の命で送られてきたと告げた。
使命を遂げた使者は雲に乗ってどこかへ行ってしまった。
そこで、三人は年の順に嫁を選び、島の土地を分け合って別々に暮らし始めた。
その結果、それぞれの住む土地が、第一の都、第二の都、第三の都となった。