●天(てん)のヌグオ●
出自:シベリア→タイミル半島(ヌガナサン族)
別名:─
同一:─
前神:─
字義:「ヌグオ」=「神」
容姿:八枚の翼を持つ
家族:妻に大地の娘、水の娘、大地の娘との間の子に植物、七つの民族、水の娘との間の子に魚

世界は最初、全て氷に覆われていた。
天に住むヌグオは下界に遊びに行く事にして氷の穴から九層の氷を通って地上に現れた。
そこで大地の娘と恋をし、娘は妊娠した。
ヌグオは自分の八枚の翼で、娘を氷の上にある天上界に上げた。
そこで大地の娘が生んだのが植物である。
よって植物は天上に父が居るので上に、地下に母がいるので下に伸びる。
更に大地の娘は七人の人間を生み、これが七つの民族となった。
その後天のヌグオは再び地上に行き、今度は水の娘を作って結婚した。
水の娘が生んだのが魚で、これ以後人間は魚が食べられる様になった。

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