●テスカトリポカ●
出自:アステカ神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:「煙る鏡」
容姿:左足と後頭部に鏡をつけられた男
家族:親(両性具有)にオメテオトル、きょうだいにケツアルカトル

魔王とも呼ばれた恐ろしい神で、争いと変化を司る神。
ケツアルカトルによって地上に落とされた原初の太陽神。
生命を与え、また自由に奪う事が出来る創造神。
テスカトリポカを祭る儀式ではこの神の化身として一年を生きた若者を儀式的に殺し、その心臓を捧げた。
恵みと破壊をもたらす二面性を持つ。
名前は、怪物に食いちぎられた左足の代わりに黒曜石の鏡をあてがった事に由来する。

神話では現在の世界が作られる前に世界は三回(もしくは四回)創られた。
そのうちの二つはケツアルカトルが、ひとつはテスカトリポカが創った。
最初の時代である「土の太陽」の時代をテスカトリポカは創ったとされる。
四回目(もしくは五回目)に二神が協力し、天地の間に大木を立て天を支える事に成功し今の世界が誕生した。
テスカトリポカは謀略によりケツアルカトルを飲酒や好色に恥溺させ王位を奪った。

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