●ティテュオス●
出自:ギリシア神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:巨人
家族:父にゼウス、母にエラレ

名家の末娘エラレと美しい人間に姿を変えたゼウスとの間に生まれた子。
エラレの体内で巨大に育ち、胎児は母親の腹を破ってしまった。
ヘラに浮気がばれる事をおそれたゼウスはティテュオスを大地に隠した。
その後、大地に育まれたティテュオスは無事に地上に誕生。
その後も成長は止まらず、ヘラに見つかった。
その時ちょうど、別のゼウスの浮気相手であるレトの出産が近づいていた。
ヘラはティテュオスに欲情を吹き込み、レトを襲わせた。
しかし胎児であるアルテミスアポロンの放った矢によって射殺された。
別の説によると、二神の放った矢によってティテュオスは正気に戻ったと言う。
ヘラの怒りは収まらず、レトを襲った事を名目にゼウスに雷でティテュオスを殺させた。

ティテュオスは死後、女神を襲った犯罪者としてタルタロスに落とされた。
罰として、ハゲタカに一晩で回復してしまう内臓をついばまれ続けた。

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