●ティトノス●
出自:ギリシア神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:美男子
家族:父にラオメドン、弟にプリアモス

トロイア王子。
エオスは彼に恋し、東の宮殿にティトノスを連れて行った。
エオスはゼウスに頼んでティトノスを不死の者とし、永遠に自分の相手でいられる様に頼んだ。
だが彼女は永遠の若さをティトノスの為に祈る事は忘れてしまった。
50年程して、エオスは相変わらず美しいのにティトノスの方は年老い、よぼよぼになった。
ティトノスはこうした違いに耐えられず、自分を殺してくれる様にエオスに頼んだ。
しかしティトノスは既に不死の者となっていたのでそれは不可能な事であった。
そこでエオスは彼をイナゴ(もしくは蝉、バッタ)に変えた。
それでイナゴの鳴き声は曙の女神が空に昇り始める時、しばしば聞こえてくるのだと言う。

五十音順トップへ
出自別トップへ
種族別トップへ
トップへ
inserted by FC2 system