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●ちいちい小袴(こばかま)
出自:日本→新潟県岡山県大分県、「日本昔話名彙」
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:顔が角ばった小男で袴姿に木脇差を差している姿

お歯黒の鉄漿(かね)を付けるのに用いた楊子が妖怪化した付喪神の一種。

「日本昔話名彙」によると、一人暮らしの老婆の家に袴姿の角ばった顔をした
小男が訪ねて来た。これがちいちい小袴である。
男は袴に木脇差を差し、これ婆さんやネンネンやと歌い踊った。
驚いた老婆が縁の下に捨ててあった楊子を焼き捨てると現れなくなった。