● 出自:日本→岡山県→備前地方 別名:中狐とも書く 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:─ 怪火。狐が空中に火を灯すと考えられた為、起こった名称だとされる。 その火の高く飛ぶ物が天狐で、低く飛ぶ物が中狐と言う説もある。 邑久郡豊原村(現邑久町)では、狐が長く生きると宙狐となって空を飛ぶとされる。 邑久郡玉津村の竜宮島では、提灯位の大きさの怪火で、曇った雨模様の夜に現れる。 地に落ちると、火が大きく広がって仄かに明るくなりやがて消える。 火の消えたあたりに行ってみても何もない。 人の声がするとすっと消えてしまうと言う。 |