●トビト記(き)
出自:ユダヤ教、キリスト教
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─

捕囚の地に生きたトビトの物語。
トビト記は教派によって扱いに違いがある。
ユダヤ教とプロテスタントでは外典として扱い、カトリック教会と東方正教会のみが旧約聖書に加えている。

ニネベに暮らすユダヤ人トビトは善行を積んでおり、ある日、危険を顧みず殺されたユダヤ人の死体を埋葬した。
穢れを嫌って庭で寝ているとすずめの糞が目におちて失明してしまう。
さらにささいなことで妻をも疑ったことを恥じ、トビトは死を願う。
同じころ、アスモダイのせいで夫達が次々に初夜に死んでしまう事で悩む女性サラも死を願っていた。
神はこれを聞いて天使ラファエルを差し向ける。
その後、紆余曲折を経て、息子トビアの尽力でトビトの目はみえるようになる。
トビアはサラについていた悪魔を追い出してサラと結婚した。

五十音順トップへ
出自別トップへ
種族別トップへ
トップへ
inserted by FC2 system