●トロイア戦争(せんそう)
出自:ギリシア神話
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─

紀元前12世紀に起こった戦争を伝説化した物だと言われる。
小アジアトロイアに対しミュケナイを中心とするアカイア人の遠征軍が行った戦争。
トロイアという呼称は、後の時代にイリオス一帯の地域につけられた物。
この戦役は古代ギリシアにおいて「イリアス」、ウェルギリウスの「アエネイス」の他、「キュプリア」、「アイティオピス」、
「イリオスの攻略」、「オデュッセイア」といったギリシア悲劇等の一大叙事詩環を構成した。

エリスが持ち込んだ黄金の林檎には「最も美しい者へ」と書かれていた。
その林檎の所有権をヘラアテナアフロディテが争った為、困ったゼウストロイア王子パリスに審判を委ねた。
パリスアフロディテを選び、褒美にギリシア一の美女ヘレネを与えられた。
ギリシア側はヘレネを奪回しようと、トロイアに攻め込む。
10年間決着がつかなかったが、「トロイの木馬」作戦が成功、トロイアは落城。
ギリシア軍はトロイアの男達を虐殺し、女を奴隷とした。

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