●トァン●
出自:ケルト神話
別名:─
同一:トァン・マック・カレル(トァン・マッカラル)
前神:─
字義:─
容姿:─
家族:─

パーホロン神族の一人。
一族は疫病で滅んでしまい、最後の一人となった。
5月1日、ネメズ神族が海を渡って来たのを目にした翌日、雄鹿に変身した。
また違う5月1日、8060人まで増えたネメズ神族は突然滅亡した。
その日、トァンは野猪に変身した。
また違う5月1日、フィン・ボルグ神族とトゥアハ・デ・ダナーン神族が渡ってきた。
その日、トァンは大鷲に変身した。
トゥアハ・デ・ダナーン神族がミレー族に敗れて数日の後、身体に異変を感じたトァンは9日間の断食を行い、眠りについた。
眠りから目覚めると、トァンは鮭に変身していた。
トァンは猟師の網にかかり、ミレー族の王カレルの妻に食べられた。
そしてカレルの子トァン・マック・カレルとして5月1日に生まれ変わった。

5月1日はケルトのカレンダーで「ベルティン」と呼ばれる。
太陽が生まれ変わり、年が生まれ変わり、また、新しい生命の日でもある。

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