●ツルシ●
出自: 
別名:トゥルシ、トゥラシ、カミメボウキ
同一:ラクシュミー
前神:─
字義:─
容姿:─

シソ科の多年草。
茎や葉は柔らかい毛に覆われている。
葉っぱはミントの様ないい匂いがするので、お茶に入れたり熱や咳の薬にしたりする。
この為、辺りを浄化する効き目のある神聖な草であり、ヒンドゥー教のヴィシュヌと関わりが深いと考えられる。
ヒンドゥー教徒の家には庭に「ツルシ・タン」と呼ばれる祭壇が設けられ、壇の頂きにツルシが植えられている。
ツルシが枯れた時は土に捨てず、水に流す。

ある民話によると、ツルシは人間の女で、ヴィシュヌの妻になろうと願った。
そこでヴィシュヌの妻ラクシュミーが怒り、彼女を木に変えてしまった。
別の民話によると、ツルシはラクシュミーが姿をかえた物だとも言う。

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