●渡烏(わたりがらす)
出自: 
別名:─
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:最も大型の烏で体長約70cm、全身黒色で嘴が巨大

スズメ目カラス科の鳥。
雑食性。
北半球に広く分布。
日本では北海道に冬鳥として少数が渡来。

北海道アイヌの伝承によると、化けるとされる。
松明を持った化け物が夜中に歩き回り、往来の人々に怪をなした。
殺した後正体を晒したが、大きな渡烏であったと言う。

太平洋岸に住むネイティヴアメリカンやイヌイットの神話にイェルという名で登場する。
北アメリカネイティヴアメリカンのトリックスターの中ではコヨーテに次いで有名。
大抵の場合烏の姿で現れるので渡烏の名で知られている。

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