●ユニコーン● 出自:ヨーロッパ 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:「一角獣」 容姿:額から一本の角が生えた美しい馬 プリニウスによれば、馬に近い胴体、頭は雄鹿、足は象、尾は猪に近い 1m程の角を持つ 日本語では一角獣と訳される。 中世ヨーロッパの寓話ではとても残酷な猛獣として紹介される場合が多い。 噛み付いたり、蹴飛ばしたりするのが得意で、額の角を剣の様に使い、象さえも貫く。 角には邪悪な力を払い、あらゆる病気を治し特に解毒と毒の検知に効果がある。 これらの効果は角だけになっても持続する。 唯一の弱点である汚れなき乙女でおびき寄せる以外には捕らえる事は出来ない。 乙女の言う事だけを聞くと言われる。 プリニウスによれば、生かしたまま捕まえるのは無理だったと言う。 19世紀までは一角鯨の角をユニコーンの角として実際に販売していた。 その為、一角鯨からユニコーンの伝説が派生したという説もある。 神聖な力の象徴として紋章等に刻まれる事がある。 有名なものとしてスコットランド王家の紋章がある。 |