●アルケニー● 出自:ギリシア神話 別名:アラクネ 同一:─ 前神:─ 字義:─ 容姿:元々は美しい女。後に蜘蛛の姿 家族:父にイドモン 小アジアのリュディアの機織の女神。 機織の名手で、ある時自分は女神アテナと勝負しても負けないと公言していた。 それを聞いて、アテナは腹を立て、機織勝負をした。 周囲の人々がアルケニーの腕はアテナにも負けないと噂し、 女神の威厳を保つ為にアテナから勝負を挑んだと言う説も。 アルケニーが技術では勝った(同等の出来という説も)。 しかし、彼女の織物に描かれたのは神々の淫らな愛の姿であった。 怒ったアテナは、彼女を永遠に蜘蛛の巣を織り続けなければならない蜘蛛女に変えた。 また、別説ではアテナはアルケニーの作った織物をびりびりに引き裂いて おさ(織物の道具)で彼女を打ち据えた。 アルケニーはその女神の所業に絶望し自殺してしまい、 アテナが彼女を哀れと思い、蜘蛛の姿に転生させた。 |