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●ヴォジャノーイ●
出自:スラヴ
別名:─
同一:─
前神:─
字義:「水(ウォダー)」から
容姿:I・ビリーゲンの絵によると、顔は無精髭を生やした蛙の様で鼻が大きく、
    上半身はアザラシの様な姿
    赤く光る目、緑の髪とヒゲ、長い足指、黒い全身、草と苔に覆われた全身、
    長い角など様々伝わる
家族:妻にルサールカ

水辺、特に水門や水車の近くに生息する男の水の妖魔。
ヴォジャノーイは、昼の間は水の中の宮殿に住んでいる。
夕方から水面に現れて足で水を叩いて遊ぶ。この音は遠くにいても聞こえてくる。
ヴォジャノーイは水辺を歩いている人間を捕まえて食べる。
水に溺れるとまれにヴォジャノーイの宮殿に落ちる事がある。
落ちてしまった人間は彼等の奴隷として働かされる。
ヴォジャノーイの命は月の満ち欠けに関係している。
満月の時が最も力が漲る時であり、危険である。
水に自由を与え様としており、水門や土手を壊して洪水をおこす。