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●隠れ座頭●
出自:日本→秋田県、茨城県、「妖怪談義」
別名:─
同一:─
前神:隠れ里
字義:─
容姿:踵がない盲人

子供をさらって行く妖怪。
隠れ里の伝説が「カクレザトウ」という語に代わっていった物だとされる。
隠れ里を見つけると豊かになると言われるが、隠れ座頭の足音を聞くと豊かになる。

「妖怪談義」によると、夜中に踏唐臼の音をさせ、蓑を屋外に出しておくと借りてゆく。
蓑とは竹で編んて作った農具の事。
秋田県に伝わる伝説によると、市の日にその姿を見ると福を授かる。
茨城県に伝わる伝説によると隠れ座頭の餅を拾えば長者になると言われた。
餅は山野の草の間等を探せば見つかる事があると言う。