●西王母(せいおうぼ)
出自:中国神話、「西遊記」
別名:道教によると九霊太妙亀金母(きゅうれいたいみょうきさんきんぼ)、太虎九光亀台金母元君(たいこきゅうこうきだいきんぼげんくん)、王母娘娘(おうぼにゃんにゃん)
同一:─
前神:─
字義:─
容姿:ざんばら髪にかんざしを載せ、豹の尾と虎の歯を持つ。後の時代には、美しい女性の姿
家族:─

天の災いと五つの刑罰を司る女神。
古い時代には、流行り病を引き起こす悪霊を支配する死神で醜い姿と考えられた。
後に西方の果てにある崑崙山の住人とされ、西華という女性の仙人の国の統括者。
3000里もある黄金の城壁に囲まれた玉の九層の宮殿に棲む。
宮殿の庭には、食べれば不死になる事が出来る桃(仙桃)が生えている。
この木に実がなるのは3000年に一度のみ。
実が熟すると西王母は1000人達を招いて宴を開き、実を食べさせる。
漢代に盛んに信仰された。

「西遊記」によると、孫悟空が西王母の目を盗んで不死の仙薬、仙桃を食べた。

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