●スカルミリョーネ● 出自:「神曲」 別名:─ 同一:─ 前神:─ 字義:「毒を持つ者」 容姿:身体は黒く、鋭い牙、蝙蝠の様な翼を持つ ダンテ「神曲」第一部「地獄編」第21歌に登場する悪魔。 マラコーダを頭目とする「マレブランケ(悪い爪)」と称される地獄の獄吏(鬼)の一人。 「地獄編」の獄吏達は堕落した天使かどうかも定かではない。 彼等マレブランケ達は鋭い鉤を使って罪人の亡者達を責め苛む事を役目としている。 囚人を監視する仕事に就いており、神が罪人に下す罰を代行している事から、 地獄の機能の一つとして神の意に従っている雰囲気がある。 スカルミリョーネはマレブランケ達の下品な性格を代表して表している悪魔。 亡者でない為害を加える事が出来ないダンテに「尻を撫でてやる」という言葉を口にした。 |